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「転職したのに、前の会社の方が良かった…」——入社したら思っていた職場と違った、年収が下がった、という声を転職相談の現場で何度も聞きました。
私は大手人材会社で3年間、RA(企業側)とCA(求職者側)の両方を経験し、400社以上の採用担当者と関わり、100人以上の転職をサポートしてきました。さらに自分自身も「先に退職→無職期間半年」という失敗を経験しています。支援する側・される側の両方を経験したからこそ、失敗する人の共通パターンを本音で伝えられます。
この記事を書いた人(筆者紹介)
大手人材会社で3年間、RA・CAとして勤務。400社以上の採用担当者と関わり、100人以上の転職をサポート。自身も転職失敗経験者(先に退職して半年無職)。支援する側・される側の両方を知っているからこそ、本音でお伝えします。
転職で失敗する人の特徴10選
特徴①|「今の会社が嫌だから」だけで転職する
「現状から逃げたい」という気持ちだけで動く方は失敗しやすいです。転職先でも同じ問題が繰り返されるからです。CA時代、「上司が嫌で転職したい」という方を何人もサポートしましたが、転職先で「また上司との関係で悩んでいる」という声を後から聞くことがありました。「逃げの転職」は根本的な問題を解決しません。
元エージェントの本音:「今の会社の何が嫌なのか」を言語化できていない人は、転職後も同じ不満を繰り返しがちです。活動を始める前に「何のために転職するのか」を紙に書き出す作業を必ずやってほしいです。
特徴②|情報収集が甘いまま入社を決める
求人票・企業HP・面接の話だけを信じて決めるパターン。求人票と実態が異なる企業は珍しくありません。
採用担当者の本音:「求人票には良いことしか書かない。口コミサイトや社員の話を聞いてから来てほしい」「入社後にギャップがあると言う人が多いが、事前に調べればわかることがほとんど」
口コミサイト・エージェント情報・面接での逆質問を組み合わせて実態を調べましょう。
特徴③|先に退職してから転職活動を始める
私自身がやってしまった最大の失敗です。退職後に始めると、貯金が減る焦りから冷静な判断ができなくなります。
実体験からの警告:先に退職してから活動を始め、無職期間が半年になった経験があります。焦りから判断を誤るリスクは想像以上に大きいです。退職は内定後が鉄則です。
特徴④|年収・待遇だけで転職先を決める
年収は大切ですが、それだけで決めると入社後に後悔しやすいです。仕事内容・職場環境・キャリアパスとのバランスが重要です。
採用担当者の本音:「年収だけで来る人は定着率が低い」「高年収を提示しても、仕事が合わなければすぐ辞めてしまう」
特徴⑤|エージェントに言われるがままに動く
エージェントは成功報酬型のため、早く決めさせようとする担当者も一部います。急かされるまま面接を受け「プロが言うなら」と決めてしまう人ほど、入社後に違和感を抱えやすいです。最終判断は必ず自分でする、納得できない求人は断る勇気を持ちましょう。
特徴⑥|1社だけのエージェントに頼る
1社だけに頼ると、その担当者の質・保有求人に依存します。エージェントは2〜3社に同時登録して比較するのが基本です。
特徴⑦|準備不足のまま面接に臨む
企業研究・自己PR・志望動機・逆質問の準備をせずに臨むのは論外。採用担当者には準備不足がすぐ伝わります。
採用担当者の本音:「『ホームページを見ました』としか言えない候補者は、本当にうちに入りたいのか疑問」「逆質問が『特にありません』の人は志望度が低いと判断する」
特徴⑧|内定が出た喜びで冷静さを失う
内定の嬉しさから、労働条件通知書を細かく確認せずに承諾するのは危険です。基本給・固定残業代・賞与・勤務地・試用期間の待遇を必ず確認してから承諾しましょう。
特徴⑨|年収交渉をしない
多くの企業は交渉の余地を持って年収を提示しています。交渉しないと損をするケースがほとんど。エージェント経由なら代行してもらえます。詳しくは転職で年収を上げる方法を参考にしてください。
特徴⑩|転職を目的にしてしまっている
転職はあくまで手段で、目的は「理想のキャリア・働き方を実現すること」です。「転職すること」自体が目標になると、条件の悪い会社でも「とりあえず決めよう」となってしまいます。「転職して何を実現したいのか」を明確にしてから動きましょう。
失敗パターンと成功パターンの対比
| 失敗パターン | 成功パターン |
|---|---|
| 軸がないまま動き始める | 「なぜ転職するか」を言語化してから動く |
| 準備不足で応募・面接する | 職務経歴書・自己PR・逆質問を作り込む |
| 焦りで内定を承諾する | 在職中に活動・複数内定を比較して決める |
| 1社・1エージェントに絞る | 最低3〜5社/2〜3エージェントを並行 |
| 年収交渉をしない | 根拠を用意してエージェント経由で交渉 |
転職で失敗しないためのチェックリスト
□ 転職理由が「逃げ」ではなく「前向きな目的」になっているか
□ 口コミサイト・エージェントで企業の実態を確認したか
□ 在職中に転職活動をしているか
□ 2〜3社のエージェントに同時登録しているか
□ 内定承諾前に労働条件通知書を確認したか
□ 年収交渉をしたか
よくある質問(Q&A)
Q. 転職活動はどのくらいの期間で終わらせるべき?
A. 在職中の活動なら3〜6ヶ月が目安です。長引くほど焦りが生まれるため、最初にスケジュールを決めて動くのがおすすめです。
Q. 転職回数が多いと不利になる?
A. 3回以上だと「定着しない人」と見られるリスクはあります。ただし転職理由が明確でキャリアに一貫性があれば、回数より内容で判断されます。
Q. 転職活動が会社にバレないか不安
A. 在職中の活動は珍しくなく、基本的にバレません。ただし社内の人に話す・会社のPCや電話を使うのはNGです。詳しくは転職活動中にやってはいけないこと10選を参考にしてください。
まとめ|転職の失敗は「事前準備」で防げる
- 「逃げの転職」ではなく「何を実現したいか」を明確にしてから動く
- 求人票だけでなく口コミ・エージェント情報で企業の実態を調べる
- 在職中に転職活動を始める。退職後は焦りから判断を誤る
- エージェントは情報源の一つとして活用し、最終判断は自分でする
- 内定承諾前に労働条件を確認・年収交渉を忘れずに
転職の失敗は「運が悪かった」ではなく、ほとんどが準備と行動のパターンで防げるものです。紹介した失敗パターンに当てはまっていないか、確認してみてください。
まずはエージェントに登録して失敗しない転職活動をスタートしよう
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