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「転職回数が多くて次の転職が不安」という方へ
「転職回数が多いと採用されないの?」「履歴書に職歴がたくさんあると不利?」「面接でどう説明すればいいかわからない」
転職回数が多いことへの不安を抱えている方は多いですが、正しい対策をすれば転職は十分に可能です。この記事では、元転職エージェントとしてRA(企業担当)・CA(求職者担当)の両方を経験し、400社以上の採用担当者から「転職回数が多い応募者をどう見ているか」の本音を直接聞いてきた筆者が、転職回数が多い人の転職成功法を解説します。
この記事を書いた人(筆者紹介)
大手人材会社で3年間、RA・CAとして勤務。400社以上の採用担当者から転職回数が多い応募者に対する本音を直接ヒアリングしてきた経験から、採用側のリアルな視点でお伝えします。自身も転職経験者。
転職回数が多いと本当に不利なのか?【採用担当者の本音】
まず結論からお伝えします。
転職回数が多いこと自体は、絶対的なマイナスではありません。採用担当者が見ているのは回数そのものではなく、「なぜ転職を繰り返したのか」の理由と一貫性です。
RAとして400社以上の採用担当者から実際に聞いた本音を紹介します。
- 「回数より理由を見ている。筋が通っていれば問題ない」
- 「転職回数が多くても、各社でどんな経験をしたかをしっかり説明できる人は好印象」
- 「回数が多いのに理由が曖昧・一貫性がない人は不安になる」
- 「20代で3回以上は少し気になるが、30代以降は業界によってはむしろ普通」
近年、転職をする人の数は増加しており、2024年の転職者数は331万人と3年連続で増加しています。1〜2回の転職で選考が不利になる可能性は低くなっています。ただし、20代で3回以上、30代で5回以上など転職回数が多い場合、採用担当者から「またすぐに辞めてしまうのでは?」と早期退職を懸念され、不利になる可能性があります。
採用担当者が転職回数の多い応募者に感じる2つの懸念
この2つの懸念を面接・書類でしっかり払拭できれば、転職回数が多くても採用される可能性は十分あります。
転職回数が多くても成功する5つの対策
対策①|各転職に「一貫したストーリー」を作る
採用担当者が最も見ているのは「転職のたびに何を考えてどう動いてきたか」の一貫性です。回数が多くても、キャリアに筋が通っていれば問題ありません。
以下のように転職の流れをひとつのストーリーとして語れるように準備しましょう。
「1社目で営業の基礎を学び、2社目でより大きな法人営業を経験、3社目でマネジメントに挑戦しました。今回は培ったマネジメント経験を活かしてIT業界で事業をスケールさせることに挑戦したいと考えています」
対策②|転職理由をポジティブに変換する
転職理由を「前の会社が嫌だった」ではなく「次のステップへの挑戦」として語ることが重要です。
「上司との関係が悪くて辞めました」「会社の方針が合わなくて辞めました」
「1社目では〇〇のスキルを身につけることができました。さらに〇〇の経験を積みたいと考え、より専門的な環境を求めて転職を決意しました」
退職理由の答え方については【退職理由の答え方】もあわせてご覧ください。
対策③|各職場での実績を具体的な数字で示す
転職回数が多い場合、各職場での在籍期間が短くなりがちです。だからこそ「短い期間でも何を達成したか」を具体的な数字で示すことが重要です。
- 「1年間で新規顧客を30社獲得し、チームの売上目標120%を達成」
- 「半年で業務フローを改善し、チームの残業時間を月20時間削減」
- 「8ヶ月でプロジェクトリーダーに抜擢され、5名のチームを管理」
対策④|転職回数が影響しにくい業界・職種を狙う
業界・職種によって転職回数への寛容度は大きく異なります。以下の業界・職種は転職回数が比較的影響しにくい傾向があります。
- IT・Web業界:スキル・実績重視で転職回数への寛容度が高い
- ベンチャー・スタートアップ:多様なキャリアを歓迎する傾向がある
- 外資系企業:ジョブ型雇用でスキル重視・転職回数を問わない
- 専門職(エンジニア・デザイナー・会計士など):スキルが証明できれば回数は関係ない
対策⑤|転職エージェントを活用して企業との相性を見極める
転職回数が多い方こそ、転職エージェントの活用が特に重要です。エージェントは企業ごとの「転職回数への寛容度」を把握しており、転職回数が多くても採用実績がある企業を紹介してもらえます。
また担当のキャリアアドバイザーに「転職回数が多いことをどう説明すればいいか」を相談すれば、具体的なアドバイスをもらえます。
面接での転職回数の答え方【例文付き】
転職回数が多い理由を聞かれたときの答え方
「転職のたびに明確な目的を持って動いてきました。1社目では営業の基礎スキルを、2社目ではより大規模な法人営業を、3社目ではチームマネジメントを経験しました。各社での経験がつながっており、今回の転職もその延長線上にあります。御社では〇〇の分野でこれまでの経験を活かして貢献したいと考えています」
「過去の転職のうち〇回は会社の事業縮小・倒産・組織再編という外部要因によるものでした。自らの意思で転職したのは〇回で、いずれもキャリアアップを目的としたものです。今回は長期的に腰を据えて働ける環境を求めて転職活動をしています」
転職回数が多い人がやりがちなNGパターン
NG①|転職回数を隠そうとする
短期間の職歴を意図的に省略するのは経歴詐称にあたります。バレた場合は内定取り消し・解雇のリスクがあります。正直に記載した上で、説明で印象をカバーしましょう。
NG②|転職回数について過度に謝罪・卑下する
「転職回数が多くて申し訳ありません」という態度は逆効果です。採用担当者は自信のない応募者を採用したいとは思いません。回数を堂々と認めた上でポジティブに語りましょう。
NG③|各転職の理由が全部バラバラ
転職のたびに全く異なる理由・業界・職種への転職を繰り返していると、採用担当者は「この人はどこに向かっているのか」がわからなくなります。一貫したキャリアの方向性を説明できるよう準備しましょう。
よくある質問【元エージェントが回答】
Q:転職回数は何回までなら許容されますか?
A:業界・年齢・理由によって異なりますが、目安は20代で2〜3回、30代で3〜4回程度です。ただしIT・外資系・ベンチャーではこの基準が緩い傾向があります。回数より「理由の一貫性」の方が重要です。
Q:短期離職(1年未満)が複数ある場合はどう説明すればいいですか?
A:外部要因(倒産・事業縮小・契約満了)がある場合は正直に伝えましょう。自己都合の短期離職が複数ある場合は「その経験から何を学んだか・なぜ今回は長期的に働けると思うのか」を具体的に説明することが重要です。
まとめ|転職回数が多くても「理由と一貫性」があれば転職は成功できる
この記事のポイントを振り返り
- 採用担当者が見ているのは転職回数ではなく「理由と一貫性」
- 各転職をひとつのストーリーとして語れるように準備する
- 転職理由は必ずポジティブに変換する・前職の悪口はNG
- 各職場での実績を具体的な数字で示す
- IT・外資系・ベンチャーは転職回数への寛容度が高い
- 転職エージェントに「転職回数が多くても採用実績がある企業」を紹介してもらう
転職で失敗しない業界・企業の調べ方については【転職で失敗しない業界・企業の調べ方】もあわせてご覧ください。
まずはエージェントに登録して転職回数の不安を相談しよう
転職エージェントに登録すれば、転職回数が多くても採用実績がある企業を紹介してもらえます。まずは相談だけでもOKです。
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