転職で複数内定をもらったらどうする?【元エージェント解説】内定の待ってもらい方・断り方・選び方を徹底解説

転職エージェント

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転職活動で複数の内定をもらって迷っている方へ

「2社から内定が出たけど、どっちにすればいいかわからない」「内定を待ってもらいたいけど、どう伝えればいいの?」「断るときの連絡が気まずくて…」

複数内定は転職活動がうまくいっている証拠ですが、同時に難しい判断を迫られる場面でもあります。

この記事では、元転職エージェントとしてRA(企業担当)・CA(求職者担当)の両方を経験し、400社以上・累計100人以上の転職を支援してきた筆者が、複数内定をもらったときの正しい対応方法を解説します。

この記事を書いた人(筆者紹介)

筆者は大手人材会社で3年間、転職エージェントとして働いていました。RA(企業担当)として400社以上の採用担当者と関わり、内定辞退の連絡を受ける企業側の本音も熟知しています。CA(求職者担当)として累計100人以上の複数内定対応をサポートしてきた経験から、失礼にならない内定対応の方法をお伝えします。

転職での複数内定はよくあること【焦らなくてOK】

まず安心してほしいのは、転職活動で複数内定を持つことは珍しいことではないという点です。

企業側も一定数の内定辞退者が出ることを想定した上で採用活動を行っています。RAとして採用担当者から実際に聞いた言葉があります。

「内定辞退は想定内です。ただし連絡が遅すぎると次の候補者に声をかけるタイミングが遅れるので、早めに結論を出してもらえると助かります」

複数内定で大切なのは「早めに・誠実に・丁寧に」対応することです。

内定を待ってもらう方法【保留の伝え方と期間】

内定保留は基本的にOK

内定をもらってもすぐに承諾・辞退の返事をしなければならない義務はありません。「検討する時間をいただきたい」と伝えて保留することは社会的に認められた対応です。

ただし保留できる期間は目安として1週間程度が一般的です。2週間以上の保留は採用担当者の負担になるため避けましょう。

内定保留の伝え方【例文つき】

内定保留の電話・メール例文

「このたびは内定のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございます。大変光栄に思っております。現在、他社の選考が進んでおり、慎重に検討させていただきたく、承諾のお返事まで〇月〇日までお時間をいただくことは可能でしょうか。ご迷惑をおかけして大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。」

転職エージェント経由の場合は担当者に相談する

エージェント経由で内定をもらっている場合は、担当のキャリアアドバイザーに保留の交渉を代行してもらえます。自分で直接企業に連絡するよりもスムーズに進むため、エージェントを最大限活用しましょう。

複数内定から1社に絞る方法【判断基準】

複数の内定先からどこを選ぶかは、転職活動の中で最も重要な判断のひとつです。以下の観点で整理してみてください。

複数内定を比較するときの判断軸
1
転職の目的を満たしているか
そもそも転職で何を変えたかったのかに立ち返る

2
5年後のキャリアに近いのはどちらか
短期の条件より長期のキャリアで判断する

3
面接を通じて感じた社風・人の雰囲気
条件だけでなく「この会社で働きたいか」の感覚も大切

4
給与・待遇・働き方の条件
労働条件通知書の内容をもとに客観的に比較する

迷ったときの最終判断法

どうしても決められない場合は、「コイントスをして、表が出たらA社・裏が出たらB社」と決めてみてください。コインを投げた瞬間、どちらの結果を期待しているかで自分の本音がわかります。論理では出てこない直感的な気持ちを確認する方法として有効です。

内定を断る方法【辞退の伝え方と例文】

内定辞退は早めに・誠実に伝える

内定を辞退すること自体は法律上問題ありません。ただし、連絡が遅れるほど企業に迷惑がかかります。決断が出たら翌営業日中に連絡するのがマナーです。

内定辞退の伝え方【電話が基本】

内定辞退は電話で直接伝えるのが基本マナーです。メールだけで済ませると失礼にあたる場合があります。電話した上でメールでもフォローするのが理想的です。

内定辞退の電話例文

「先日は内定のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございました。大変ありがたいお話でしたが、熟慮した結果、今回は辞退させていただきたいと思いご連絡いたしました。選考に多くのお時間をいただいたにもかかわらず、このようなご返答となってしまい、大変申し訳ございません。」

内定辞退のメール例文

件名:内定辞退のご連絡/氏名

○○株式会社
採用ご担当者様

お世話になっております。先日内定のご連絡をいただきました○○と申します。

この度は、内定をいただきながら誠に恐縮ではございますが、慎重に検討を重ねた結果、今回は辞退させていただきたくご連絡申し上げます。

選考を通じて御社の魅力を改めて感じる機会をいただきましたが、総合的に判断した結果、このような結論に至りました。選考にお時間をいただいたにもかかわらず、誠に申し訳ございません。

末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。

○○(氏名)

辞退理由は正直に言わなくていい

辞退理由を詳しく説明する義務はありません。「一身上の都合」「総合的に判断した結果」で十分です。他社の名前を出す必要もありません。

よくある質問【元エージェントが回答】

Q:内定承諾後に辞退することはできますか?

A:法律上は可能ですが、できる限り避けましょう。内定承諾後の辞退は企業に大きな迷惑をかけます。どうしても辞退が必要な場合は、電話で直接・誠実に謝罪しながら伝えることが大切です。転職エージェント経由の場合は担当者に相談しましょう。

Q:複数内定を持ちながら選考を続けてもいいですか?

A:問題ありません。内定を承諾するまでは他社の選考を続けることは一般的です。ただし保留の期間は企業との約束を守り、結論が出たら速やかに連絡しましょう。

Q:エージェント経由の内定辞退はエージェントに連絡すればいいですか?

A:はい、エージェントに伝えれば代行してもらえます。ただし辞退の連絡はできるだけ早めに伝えることが重要です。エージェントの担当者に「辞退したい」と伝えれば、企業への連絡・調整をすべて代行してもらえます。

まとめ|複数内定は「早めに・誠実に・丁寧に」対応する

この記事のポイントを振り返り

  • 内定保留は1週間程度を目安に、感謝を伝えた上で丁寧に依頼する
  • 複数内定の比較は「転職の目的」「5年後のキャリア」「社風」「条件」の4軸で
  • 内定辞退は電話が基本。決断が出たら翌営業日中に連絡する
  • 辞退理由は「一身上の都合」でOK。他社名を出す必要はない
  • エージェント経由の場合は担当者に相談すれば代行してもらえる

複数内定は嬉しい悩みですが、対応を誤ると印象を損なうこともあります。早めに・誠実に動くことが、転職市場での評判を守ることにもつながります。

転職エージェントの活用については【転職エージェントのぶっちゃけ評判】もあわせてご覧ください。

まずはエージェントに登録して内定対応もサポートしてもらおう

内定保留・辞退の交渉も転職エージェントが無料で代行してくれます。複数内定で迷ったときも相談に乗ってもらえるのでぜひ活用してください。

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