職務経歴書の書き方【完全版】元エージェントが採用担当者目線で解説|書類通過率が上がる5つのポイント

転職エージェント

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職務経歴書で書類選考を突破できていない方へ

「一生懸命書いたのに書類選考で落ちる」「何をどう書けばいいかわからない」

転職活動で多くの方がつまずくのが職務経歴書の作成です。履歴書と違って書き方に決まったフォーマットがないため、何をどう書けばいいか迷ってしまうのは当然のことです。

この記事では、元転職エージェントとして400社以上の企業を担当し、採用担当者のリアルな声を聞き続けてきた筆者が、書類選考を突破できる職務経歴書の書き方をお伝えします。一般的な書き方解説記事とは違い、「採用担当者が実際に何を見ているか」という視点でお伝えするのがこの記事の最大の特徴です。

職務経歴書は「事前面接」だと思え

まず、職務経歴書に対する考え方を変えましょう。

職務経歴書は「これまでの経歴を書く書類」ではありません。「この人に会いたいと思わせるためのプレゼン資料」です。

RAとして採用担当者と話していたころ、こんな言葉を何度も聞きました。

「職務経歴書を見れば、面接で何を聞けばいいかだいたいわかる」

採用担当者は職務経歴書を読みながら、「この人はうちで活躍できるか」「この実績は本物か」「面接で深掘りしたいポイントはどこか」を考えています。職務経歴書は面接前の「事前面接」なのです。この意識を持って書くだけで、内容が大きく変わります。

この記事を書いた人(筆者紹介)

筆者は大手人材会社で3年間、転職エージェントとして働いていました。RA(企業担当)として400社以上を担当し、採用担当者から「こういう職務経歴書は困る」「これは通過させたい」という本音を数えきれないほど聞いてきました。CA(求職者担当)としては累計100人以上の転職成功をサポートし、職務経歴書の添削も多数行ってきた経験があります。

職務経歴書の基本構成【採用担当者が見る順番】

まず職務経歴書の基本構成を理解しましょう。採用担当者が実際にどの順番で読むかを意識することが重要です。

採用担当者が職務経歴書を読む順番

RAとして採用担当者に「職務経歴書をどこから読みますか?」と聞いたことがあります。ほぼ全員が同じ答えを返してきました。

「まず職務要約を読む。そこで興味を持てれば続きを読む。興味がなければそこで終わり」

つまり職務要約(冒頭の3〜5行)が最大の関門です。ここで採用担当者の興味を引けるかどうかで、書類通過率が大きく変わります。

職務経歴書の基本構成はこちらです。

職務経歴書の基本構成【採用担当者が読む順番】
1
職務要約
3〜5行で経験・強み・実績を凝縮。ここが最大の関門
最重要
2
職務経歴
会社名・期間・業務内容・実績を具体的に記載
3
活かせるスキル・資格
応募先で使えるスキルを箇条書きで整理
4
自己PR
強みを具体的なエピソードで裏付ける

書式・分量の基本ルール

  • 用紙:A4サイズ・1〜2枚(最大3枚):枚数が多すぎると読んでもらえない
  • 作成方法:Word・Googleドキュメントなどパソコンで作成:手書きは基本NG
  • フォント:10〜11pt・読みやすいフォント(游明朝・メイリオなど)
  • 提出形式:PDF推奨:環境によってレイアウトが崩れるのを防ぐ

書類通過率が上がる5つのポイント【元エージェントの本音】

ここからが最も重要なセクションです。RAとして採用担当者から聞いてきた「通過する職務経歴書・落ちる職務経歴書」の違いを、元エージェントの本音でお伝えします。

ポイント①|実績は必ず数字で書く

書類選考で落ちる職務経歴書に最も多いパターンがこれです。

「営業を担当し、チームの売上向上に貢献しました」

RAとして採用担当者がこの文章を見たとき、こう言っていました。

「”貢献しました”って、具体的に何をどのくらいやったの?」

採用担当者は数字を求めています。以下のように具体的に書きましょう。

NG例

営業を担当し、チームの売上向上に貢献しました。

OK例

新規顧客への法人営業を担当。月間アポイント件数20件・成約率35%を達成し、チーム内売上ランキング1位(全12名中)を2期連続で獲得。

数字がなくても大丈夫という方もいますが、数字がある職務経歴書とない職務経歴書では、採用担当者の印象が全く違います。「何人中何位」「前年比何%」「件数・金額・期間」など、数字に変換できるものはすべて数字にしましょう。

ポイント②|職務要約に3〜5行で全てを凝縮する

職務要約は「職務経歴書の顔」です。ここで採用担当者の興味を引けなければ、続きを読んでもらえません。

職務要約に書くべき3つの要素はこちらです。

  • 経験年数と職種:「〇年間、〇〇職として」
  • 主な実績・成果:数字を交えた代表的な成果
  • 強み・スキル:応募先で活かせる強み
職務要約 例文

大手人材会社にて3年間、RA(企業担当)・CA(求職者担当)の両ポジションを経験。RA時代は400社以上の企業を担当し、年間50名以上の採用決定に貢献。CA時代は累計100名以上の転職成功をサポート。企業・求職者の双方の視点を持ち、ニーズを引き出す提案力・折衝力を強みとしています。

ポイント③|応募先に合わせて内容を変える

採用担当者に「この人は本気でうちに来たいんだな」と思わせるかどうかが書類通過の分かれ目です。

RAとして採用担当者からよく聞いた言葉があります。

「どの会社にも同じ職務経歴書を送っているんだろうなという書類はわかる」

応募先の求人票をしっかり読み、その企業が求めている経験・スキルに合わせて、職務経歴書の中で強調するポイントを変えましょう。ベースは同じでも、職務要約と自己PRの内容を応募先に合わせるだけで通過率が大きく変わります。

ポイント④|読みやすいレイアウトにする

内容が良くても読みにくければ採用担当者に伝わりません。以下のポイントを意識しましょう。

  • 箇条書きを活用する:業務内容は箇条書きにすることで見やすくなる
  • 適度な余白を入れる:文字が詰まりすぎると読む気が失せる
  • 太字・下線を効果的に使う:重要なポイントを目立たせる
  • フォントを統一する:バラバラのフォントはプロフェッショナルに見えない

RAとして多くの職務経歴書を目にしてきましたが、「読みにくい書類は内容が良くても印象が下がる」というのは事実です。見た目も評価の一部だと思って丁寧に仕上げましょう。

ポイント⑤|ネガティブな内容は書かない

退職理由・転職回数の多さ・空白期間など、ネガティブに見える事実をそのまま職務経歴書に書くのはNGです。

職務経歴書はあくまで「自分をアピールする書類」です。ネガティブな内容は面接で聞かれたときに正直に答えれば十分です。書類選考の段階でわざわざネガティブな情報を提供する必要はありません。

  • 退職理由:職務経歴書には書かない(面接で聞かれたら前向きに答える)
  • 転職回数が多い場合:各社での実績・スキルを強調してポジティブに見せる
  • 空白期間がある場合:その期間に何をしていたか(学習・資格取得など)を記載する

書類選考で落ちる職務経歴書のNG例【採用担当者の本音】

RAとして採用担当者から直接聞いた「落とした理由」を正直にお伝えします。

NG①|実績が全て「〜しました」で終わっている

成果が「貢献しました」「改善しました」という抽象的な表現だけで終わっていると、何をどのくらいやったかが伝わりません。必ず数字で補足しましょう。

NG②|3枚以上ある

採用担当者は1日に何十枚もの職務経歴書を読みます。3枚を超える書類は「要点をまとめられない人」という印象を与えることがあります。どんなに経験が多くても2枚以内を目指しましょう。

NG③|誤字脱字がある

RAとして採用担当者から「誤字脱字があった時点で候補から外す」という声を何度も聞きました。提出前に必ず読み返し、できれば第三者(エージェントなど)にチェックしてもらいましょう。

NG④|自己PRが「やる気があります」で終わっている

「向上心があります」「努力します」という表現は、具体的なエピソードがなければ何のアピールにもなりません。自己PRには必ず「なぜそう言えるのか」を裏付けるエピソードと数字を添えましょう。

職務経歴書はエージェントに添削してもらうのが最短ルート

職務経歴書を一人で完成させようとするのは、実はかなり難しいことです。自分では「うまく書けた」と思っていても、採用担当者目線では物足りないケースが多々あります。

転職エージェントの職務経歴書添削サービスは完全無料で利用できます。エージェントは毎日大量の職務経歴書を見ているため、「何が足りないか」「どう直せば通過率が上がるか」を具体的にアドバイスしてくれます。

CAとして添削を行っていたころ、添削前後で書類通過率が大きく変わった求職者を何人も見てきました。職務経歴書を完成させてからエージェントに登録するのではなく、エージェントと一緒に作り上げるのが最短ルートです。

まとめ|職務経歴書は「採用担当者目線」で書く

この記事のポイントを振り返り

  • 職務経歴書は「事前面接」。採用担当者に会いたいと思わせるプレゼン資料として書く
  • 職務要約が最大の関門。3〜5行で経験・実績・強みを凝縮する
  • 実績は必ず数字で書く。「貢献しました」は伝わらない
  • 応募先に合わせて内容を変える。同じ書類を全社に送るのはNG
  • 読みやすいレイアウト。見た目も評価の一部
  • エージェントの添削を活用する。一人で抱え込まない

転職活動の進め方全般については【転職活動の進め方・完全ガイド】もあわせてご覧ください。

まずはエージェントに登録して添削してもらおう

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