元転職エージェントが自分自身の転職を振り返る【成功と失敗の実体験】

転職エージェント
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「転職のプロが、自分の転職で失敗した話をします。」

転職エージェントとして3年間、数多くの方の転職をサポートしてきた私ですが、自分自身の転職では、散々アドバイスしてきたことをことごとく無視して失敗しました。

この記事では、元エージェントという立場から、自分の転職の実体験を包み隠さずお伝えします。恥ずかしい話もありますが、誰かの転職の参考になれば嬉しいです。

この記事を書いた人(筆者紹介)

大手人材会社で3年間、RA・CAの両方を経験。400社以上を担当し、累計100人以上の入社成功をサポート。その後、自身もIT業界への転職を経験し、現在は在宅勤務中。転職の「教える側」と「やる側」の両方を経験した数少ない立場から書きます。

まず、なぜエージェントを辞めたのか

人材会社での仕事は、やりがいも大きかった反面、プレッシャーも大きい仕事でした。月次ノルマ・決定件数の管理・求職者と企業の両方を動かし続けるストレス。3年間続けた末に、「自分自身のキャリアを見つめ直したい」という気持ちが強くなりました。

在宅で働きたい・IT業界に興味があるという気持ちもあり、転職を決意しました。「3年間で100人以上の転職をサポートしてきた自分なら、うまくやれるはず」と思っていました。

やってしまった失敗①|先に退職してしまった

これが最大の失敗です。求職者に何度も「在職中に転職活動を進めてください」とアドバイスしてきたにもかかわらず、自分は先に退職してから転職活動を始めました。

理由は「早く辞めてゆっくり考えたかった」という甘い考えでした。退職した直後はスッキリしていましたが、1ヶ月・2ヶ月と経つうちに焦りが出てきました。

実体験からの反省

無職期間が3ヶ月を超えたあたりから、「どこでもいいから早く決めたい」という気持ちが出てきました。収入が途切れる焦りは、想像以上に判断力を狂わせます。「在職中に活動する」というアドバイスは、自分が身をもって証明することになりました。

やってしまった失敗②|自己分析が甘かった

「エージェントとして散々やってきたから、自己分析は大丈夫」と思い込んでいました。ところが、いざ自分のこととなると客観的に見られなくなるんです。

「なぜ転職するのか」「次の職場に何を求めるか」が曖昧なまま求人を見始め、「なんとなく良さそう」で応募を繰り返しました。当然、面接でも軸がブレて手応えのない回答が続きました。

自己分析の重要性とやり方はこちらで解説しています。

関連記事:転職の自己分析のやり方【元エージェントが手順を解説】

やってしまった失敗③|エージェントを使わなかった

「自分はエージェント出身だから、エージェントなしで自力でやれる」と思っていました。これも大きな間違いでした。

求人サイトだけで活動していたため、非公開求人にアクセスできず、面接対策のフィードバックも得られず、年収交渉も自分でやらなければなりませんでした。「エージェントを使う側」になって初めて、そのサポートの価値が分かりました。

関連記事:転職エージェントの上手な使い方【元エージェント】

無職期間が半年になった

失敗が重なり、転職活動は長期化しました。無職期間が半年に及んだことで、精神的にも経済的にもかなりきつい時期がありました。

この経験から学んだのは、「転職は感情でするものではなく、戦略でするもの」ということです。どれだけ知識があっても、自分のことになると冷静に判断できなくなる。それは誰でも同じです。

この時期に気づいたこと

無職期間中、転職活動のメンタルケアの大切さを身をもって感じました。焦りや不安で判断を誤らないために、「なぜこの会社に行きたいか」という軸を毎日確認するようにしました。転職活動中のメンタルケアについてはこちらでまとめています。

関連記事:転職活動中のメンタルケアとモチベーション維持

それでも、IT転職は成功した

失敗だらけの転職活動でしたが、最終的にIT業界への転職に成功しました。軸を見直し、自己分析をやり直し、エージェントにも相談するようになってから流れが変わりました。

転職成功の決め手は3つでした。

  • 「エージェント経験×IT」という掛け合わせを強みにした:人材業界経験者がIT企業に入る価値を、採用担当者に納得してもらえた
  • 在宅勤務できる職場に絞った:転職軸を明確にしたことで、受ける求人が絞られて質が上がった
  • 失敗した期間を「学び」として語れた:無職半年という事実を隠さず、そこから何を学んだかを正直に話せた

元エージェントが転職で学んだこと

この経験から、求職者の方に伝えたいことが3つあります。

①「知っている」と「できる」は別物

どれだけ転職の知識があっても、自分のことになると客観的に見られなくなります。だからこそ、エージェントや信頼できる人に壁打ちしてもらうことに価値があります。

②失敗しても挽回できる

無職半年・転職失敗という経験をしても、きちんと立て直せば納得のいく転職は実現できます。完璧にやろうとするより、失敗から学んで修正する力の方が大事です。

③転職は「逃げ」ではなく「選択」

エージェント時代に出会った転職者の方々と同じように、自分も「より自分らしく働ける環境」を求めて転職しました。転職は逃げではなく、自分のキャリアを自分で選ぶ積極的な行動です。

まとめ|プロでも失敗する。だからこそ「仕組み」で乗り越える

  • 在職中に転職活動を進める(退職してからでは遅い)
  • 自己分析は自分だけでやらない。エージェントに壁打ちしてもらう
  • エージェントを使うことは「甘え」ではなく「戦略」
  • 失敗しても挽回できる。大事なのは学んで修正すること

私の失敗談が、これから転職を考えている方の「反面教師」になれば嬉しいです。

まずは相談から始めてみよう

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